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イスラエルの空爆は反体制派の支援が目的

公開日: : 最終更新日:2014/05/27 おすすめ記事, 権カ・利権

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5月前後からシリア情勢が大きく動いている。

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今年に入ってイスラエルはシリア領内を3度も爆撃し、日本でも大いに報道されている。それも、これまでイスラエルは攻撃を認めてこなかったが、5月の攻撃は認めたと報じられており、これでイスラエルも正式にシリア・プレイヤーに参加となったわけだ。

 ものすごい言いがかりでアサド政権を口撃するマスメディア

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イスラエル軍機による爆撃という大事件があったのと並行して、反体制派は「アサド政権がサリンを使った」と執拗にねつ造情報を流してきた。それに対して、シリア・アサド政権は徹底的に否定し、かつ国際世論に訴え、国連に調査を依頼してきた。

だが、世の中の根性が捻じ曲がったマスメディアは「シリアが調査団の受け入れをしない」と喧伝している。

調査団が国境付近でストップしているのは事実だが、これはシリアが「ロシアなどの調査団が入っておらず公平な調査が期待できない」ということで入国を拒否したからだ。

それに対して、欧米メディアは言いがかり的に「調査されたら困るから受け入れないんだ」と騒いだが、もともと調査を依頼したのはシリア政府である。そして、公平とは言えない調査団を組織して、とっても偏った調査結果をねつ造しようと虎視眈々と狙っているのが欧米であり、そういう連中ばかりが調査団にいるから、シリアは「不公平だ」と受け入れていないのである。

 アサド大統領は公の場に頻繁に顔を出しているのに出してないという欧米メディア

こういう偏った欧米の主張は報道でも行われている。

例えば、ニューヨーク・タイムズ紙はアサド大統領がメーデーに発電所を視察した事を報じているのだが、そこには「アサド大統領が公の場に姿を出すのは珍しい。最近のマイナスイメージの払しょくに躍起になっているのではないか。」とトンデモ分析をしている

これは誤情報を通り越して、情報ねつ造だ。

アサド大統領は公の場に頻繁に出ており、それは報道されている事実だ。当然、映像もある。直近でも、4/29にダマスカス大学の式典に参加している。

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また、年初にもモスクに自分で運転して労いにきた映像が報道されているし、支持者に対して演説した映像だって流れたのは記憶に新しい。また、戦死者の家族を労うために懇談会を最近開いたことも報じられており、遺族と写真を撮る姿が報道されている。

アサド大統領は意外に公の場に顔を出しているのだ。

 遺体を盗む反体制派 なにに使ったのかな?

ここのところ酷いねつ造情報が自由シリア軍(テロリスト)側から出ている。「アル=バイダ村でアサド政府軍が住民を虐殺したニダ」と、女・子どもが死んでいる写真を物凄い量のtweetで流したり、Youtubeに流しているのだ。英国の「シリア人権監視団」(実は反体制派の広報機関)も「虐殺が行われた」と書いている。

ところがどっこい。この情報はとんでもなく信憑性が薄いと多くのメディアが相手にしていない

というのも、そう言っているのが反体制派だけで、それ以外にはキレイさっぱりと誰も「虐殺が起きた」とは言っていないのである。

出てくる映像も、「どこで誰がどのように」すら分からない映像ばかりだし、それを外国メディアが実際に見たわけでも撮影したわけでもないのだ。

さらにだ。

実は、この映像が流れるちょっと前に反体制派が墓荒らしをして遺体を盗んでいたという証言が出ているのである(苦笑)。

 イスラエルの空爆は反体制派の支援が目的

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話は戻ってイスラエルの空爆だが、ヒズボッラにミサイルが渡らないようにイスラエルは空爆したと報じられているが、事実は異なるだろう。

3月以降、4月などシリア政府軍は快進撃を続け、反体制派は追い込まれていた。

そこで出てきたのが、「アサドがサリンを使った」とかいう言いがかりだ。これで、なんとか欧米を直接介入させようとしたが、オバマは「そんなつもりはございません」と公式に発言。

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ならばということで起きたのが、イスラエルの今回の大規模空爆だ。

この攻撃で政府側に300~2000名以上の犠牲が出ていると報じられおり、大損害となっている。

先日引用した空爆の動画だが、この映像で出てくる大規模爆発はイスラエルの大型爆弾であることが判明している。この世界に報じられた大規模爆発は、武器庫に誘爆したものではないのは一過性の爆発であることからも分かる。

犠牲者の数や実際の映像からして、攻撃の規模がかなり大きい。そして、実際に18機のイスラエル機が参加している大型作戦だ。

これが単にヒズボッラへの牽制レベルではないのは一目瞭然である。

 ☆!!これまでと違うシリア報道の不思議!!(1)☆

このように、シリア情勢は過剰に動いているのだが、実はこれまでとはかなり違う事が起きているのだ。

というのも、これまでは「アサドがやった」と一方的な欧米メディアの報道ばかりで、それに対して反論してきたのは市民メディアだけであった。

だが、ここ数日は反体制派のそういったねつ造情報にカウンターが放たれているのである。

これ、すごく注目なのだが、例えば先日の「国連による反体制派がサリンを使った可能性大」との発言などがそうである。

また、「オバマが軍事介入とかシナリオにないから」と明言したこともそうである。

ここのところ、アサド政権側に有利な報道がカウンターパンチとして出てくるのである。

過去、そういうことがなかったわけではない。しかし、過去の場合はいずれも市民メディアなどが証拠とともに欧米メディアや自由シリア軍のねつ造情報を暴露して、隠し切れなくなったメディアが渋々と認めてきたという流れであったのだ。

それが、昨今ではキレイにカウンターパンチでアサド擁護の報道が出てくるのだ。

 ☆!!これまでと違うシリア報道の不思議!!(2)☆

これまで「アサドは悪だ」というキャンペーン一辺倒だったが、今回のように「反体制派の悪事」がナイスタイミングで放たれるようになってきたことは、これまでのシリア政策が大きく変わったということを意味している。

もともと、シリア問題は米英戦争屋勢力が自由シリア軍を使って引き起こしたのに対して、欧米銀行屋勢力が「ヌスラ戦線」を投入して横からチョッカイを出している図式だと本ブログでは主張してきた。

そのシリーズはこちらにまとまっているが、米英戦争屋勢力も欧米銀行屋勢力も「アサドは悪」で一貫してきた。

それが、最近では「反体制派も悪」に変わってきたのである。

ここに、反体制派をうっとおしく思う連中の存在が見え隠れするのである。

そこにきて、イスラエルの大規模空爆が起きているのだ。イスラエルに対する勢力の動きが活発化し、それに対してイスラエルが動いたと考えるべきだろう。

事態は大きく動いているのだ。

これまでと違うシリア報道の不思議」へつづく。

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