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【シリア】アメリカとイランの首脳会談が行われるかもしれない トルコのエルドアン首相はサダム=フセインの二の舞になるのか?

公開日: : 最終更新日:2014/05/27 おすすめ記事, 外交ヨミ, 政治, 権カ・利権

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シリア問題を語る場合、西側諸国のシリア侵略の目的には「イラン」への攻勢拡大があるという話がよく出てくる。これは「本当の狙いはイランだ」というような語り口で言われるが、シリア同様に中東の軍事国家であり、シリアとは違って産油国であるイランを狙う理由が西側陣営にあるのは明白だ。

親米(シオニストの犬)の連中が、イランやシリア(北朝鮮や中国、ロシア)を目の敵にし、イランに対しての攻撃も続ける中、米国ワシントン政府はイランに近づいている

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米国とイランは1980年4月7日に国交断絶している。それが、今になって接近しようとしているというのだ。

9/16にロシア紙が報じたところによると、まもなく開催される国連総会で米国オバマとイランの新大統領ハサン・ロウハーニーが会談することが予測されている。

国連総会にイラン新大統領が出席することが確認されたからだ。

これは1980年の国交断絶後にはなかった快挙である。両国が一緒になる外交イベントはなかったのである。

このことで、専門家の間にはアメリカとイランの対話が継続するのではないかと推測が出ているのだが、実は先週末にアメリカとイランは書簡交換までも開始している。

この書簡交換でオバマ大統領は、シリア安定化のためにイランの協力をあおぐ発言をしている。イラン新大統領はコメントしていないし、イランの外相も直接会談は予定にないと発言しているが、このチャンスを両者が逃すとも思えない。

Дипломатические отношения между Вашингтоном и Тегераном были разорваны в 1980 году после победы в стране Исламской революции.
МОСКВА, 16 сен — РИА Новости. Предстоящая Генеральная ассамблея ООН может стать площадкой для первой с 1979 года встречи лидеров США и Ирана, сообщает в понедельник газета Guardian.

Первая с 1979 года встреча глав США и Ирана может состояться в ООН

 なぜイランは米国と国交断絶したのか(1979年イラン革命)

イランは1980年にアメリカと断交した。理由は1979年に起きたイラン革命によりイランにイスラム国家が樹立されたことによる。

それまで、イランはパフレヴィー2世を国王にした西側と関係深い独裁国家であった。これは、第二次世界大戦まで西側の植民地だった国家が独立して、西側傀儡の独裁国家として成り立っていたものであったが、当時独立した国では南北格差と呼ばれる貧困格差が問題になっていた。その格差を不満にした人々が西側傀儡でない国家の樹立を目指したのがイラン革命で、1979年にシーア派が主導して国王は亡命に追い込まれる。いわゆる、指導者が強権的支配で経済発展を目指す(強権経済独裁)「開発独裁」の誕生の経緯である。(シリアの独裁体制もこれになる、シリアを独裁国家だと馬鹿どもはいうが、その成立経緯にも西側諸国の支援を受けた国王独裁による貧困からの脱却を目指した結果の独裁という経緯があるのだ)

アメリカはイラン国王による独裁を支援していたが、イラン革命でイランの利権を失う。その後、イラン・シーア派のホメイニが最高指導者となってから、国王による独裁を支援していたアメリカとはさらに対立を深めることになった。

その結果が1980年4月7日の国交断絶であった。

 米国の犬としてイランと戦ったイラクのサダム=フセイン

国交断絶と同時期、隣国のイラクでも動きがあった。

この1979年に、イラクでスンナ派のサダム=フセインが大統領になる。これは偶然ではないだろう。なぜなら、その後の1980年にイラクのサダム=フセインはイラン革命の転覆を目的にイラン侵攻するからだ。これが世に有名な「イラン=イラク戦争」の始まりであった。

つまり、イラクは西側列強の犬として、イランに侵略を行ったのだ。
今でも似たようなことがシリアで起きているが、これは1979年にも起きていたのである。

 忠犬サダム=フセインはアメリカに捨てられ野良犬になった

西側列強の犬として戦ったサダム=フセインであったが、1980~1988年と長期間続いたイラン=イラク戦争により経済は疲弊した。イランも大きな犠牲を払ったものの、ホメイニは革命政権の基盤を固めることに成功した。

イラクのサダム=フセインはこのイラン=イラク戦争で疲弊した経済を立て直そうと、1990年にクウェートに侵攻する。しかし、西側の為に働いたサダム=フセインはあれだけ西側に確認してクウェートに侵攻したのに、逆に1991年に米軍を主力とする西側諸国の軍事侵攻で撤退する。(湾岸戦争)

そして、イラクのサダム=フセインは長年仕えてきた西側に敵視されてしまい、2003年にイラク戦争で西側の支援する反体制派に捕まり、処刑されてしまったのだ。

 トルコはサダム=フセインの二の舞になるか?

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なぜ、この対話が関心を持たれるのかは、これまでイランの前大統領(アフマディネジャド)がいくらオバマに書簡を送っても無視してきたという経緯がある。だが、ついこの間イランの新大統領に就任した「ハサン・ロウハーニー」は、その時から穏健派だと西側メディアは報道しまくって、融和の期待を持っていた。

ハサン・ロウハーニーが本当に穏健派かどうか怪しいものだが、西側はイランとの対話を希望しての報道だったのであろう。

その証拠に、先週からオバマ大統領とハサン・ロウハーニー新大統領の書簡交換が始まったからだ。

これにより、中東のイスラム国家と米国の関係が大きく変わる可能性がある。

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いま、トルコはアメリカの犬になり下がってシリア攻撃をしているが、イラクのサダム=フセインの二の舞になりそうな外交の流れになってきている。トルコ首相のエルドアンはこの後にどのような歴史を残して死ぬのか?

サダム=フセインと同じように、独裁者とレッテルを貼られて死ぬことになるのかもしれない。

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