【シリア】(最重要)8/21の化学兵器「アサド犯行説」は近い将来にフェードアウトして消える運命にある ~ そして、次に自然とやってくるシリア動乱の激化は十分に予測できるものである ~ - 萌えてる非国民♪ 【シリア】(最重要)8/21の化学兵器「アサド犯行説」は近い将来にフェードアウトして消える運命にある ~ そして、次に自然とやってくるシリア動乱の激化は十分に予測できるものである ~ - 萌えてる非国民♪

【シリア】(最重要)8/21の化学兵器「アサド犯行説」は近い将来にフェードアウトして消える運命にある ~ そして、次に自然とやってくるシリア動乱の激化は十分に予測できるものである ~

公開日: : 最終更新日:2014/05/27 おすすめ記事, 外交ヨミ, 手法・ロジック解説, 権カ・利権

2013-09-08_024006

※写真は化学兵器を発射する自由シリア軍

今回の話は、9/21の国連正式発表まで沈黙するつもりだったが、一部で騒ぎだしたので急きょ掲載することにした。本ブログではすでに9/11から予防線を展開中だが、なぜ左記の記事を短期間で何度も出しているかがご理解いただけるだろう。

さて、結論から先に言えば、今は「一気に自由シリア軍を叩き潰す絶好のタイミング」である。理由は以下「外交ヨミ」をご覧いただきたい。

さて、9/17付で産経新聞に以下の記事が出ている。ちなみに、記事にある通り16日時点でも話は出ている。

【ニューヨーク=黒沢潤】AP通信は16日、シリアでの化学兵器使用疑惑について、国連が同日公表する調査報告書で、「明確で説得力ある証拠がある」とし、化学兵器の使用を断定する内容になると伝えた。

サリン断定、政権側の使用示唆 国連報告書公表へ

流れとしては、すでに9/21に正式公表とされており、内部的には報告書が国連内で行きわたっていてもおかしくはない。どうせ、報告書制作中に内容も「こんな感じ、あんな感じ」と報告されながらやっているはずだからだ。これは会社でもそうだろう?

(1)9/15、国連調査団団長セルストローム団長 → 潘基(パン・ギムン)事務総長 に提出
(2)9/16、国連安保理非公式会合で内容公表
(3)9/21、正式公表

さて、ここでは経緯はともかく2つの焦点がある。以下の2点だ。

(A)アサド・シリア政権がサリンを使って市民を殺害したと断定
(B)潘氏は報告書が正式に公表され次第、「責任の所在を問う手続きが間違いなく進められる」と強調

実は、この2点の中に今回書く、「空爆を望む勢力」と「決着をつけたくない勢力」への配慮が隠れているのである。

 9/21の国連報告書が提示する内容は近い将来消える運命にある(2)

つまり、国際的な認知として、「アサドがやった」「サリンを使った」ということにしたいわけである。これは、別に驚きでもない。本ブログでは、9/14時点で可能性を考えている

21日には国連調査団の結果が出る。ここらへんで一度ひと悶着あるかどうか。というのも、13日の非公式な発言として、国連の潘基文事務総長が「アサドが悪い」と結論したという内容になるとリークしているからだ。ただ、この発言は今のところ信憑性は高いと受け止められていない。
(中略)
また、9/21に公開される国連調査団の内容が捏造される可能性は否定できない

9/14、本ブログ記事より抜粋

今回のリークは9/13にはあった。これは、米ロ協議で「空爆の可能性がなくなった」タイミングだ。そして、大事なことは、これをもって西側諸国が「アサドがやった」ということを撤回したわけではなく、そこはそのままであるという事実だ。

そこから推測できるのは

(1)米国による空爆オプションの撤回

(2)米国のメンツのために、「アサドがやった」という主張は必ず出てくる

(3)9/21の国連調査団の内容が捏造される可能性は否定できない

である。

9/13のリークから、ここまでヨミ取れる。
さらにいうと、9/21に公表される国連報告書と同じような内容のものであると思われるものを、9/10の時点で「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が世界に公表している。9/13のリーク以前のこの9/10時点で「あぁ、国連報告書はアサド犯行説でやるつもりだな・・・」というのは実は推測ができる。

[10日 ロイター] – 米国に本拠を置く国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は10日、シリア政府が8月21日に、反体制側に対して毒ガスによる攻撃を行ったことを強く示唆する証拠があるとの調査結果を公表した。

アサド政権、反体制派に毒ガス使用した可能性高い=国際人権団体

 空爆などの軍事介入オプションは消滅 → でも主張は変えてないだけ

ただ、こういった一連の流れの中で出てくる国連調査団の報告書だが、この「アサド犯行説」が近い将来フェードアウトして消えていくことも意味している。

つまり、米国による空爆オプションが実質的になくなったわけである。これでは、西側諸国が「8/21の化学兵器攻撃はアサドの仕業」と力説する必要がなくなったことを意味するからだ。

つまり、「空爆オプション」がなくなったのだから、いくら「アサドがやったニダ」と言っても、国連はメンツが保たれるのである。まぁ、まったく馬鹿なお話といえばそうなんだが、世の中の力学はそういう具合に動いてきた。

で、「アサド犯行説」が近い将来フェードアウトしていくわけだから、今のうちに「そういうこともあったわね」的な雰囲気を残すために、国連は「アサドがやったニダ」と言いだすわけだ。

故に、9/21の国連調査団の発表は「捏造されている」わけである。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチの胡散臭い発表もそれなりに意味がある

さて、ここで前述の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の役割も見えてくる。

9/10の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の報告書だが、これはもう完璧に「アサドがやったニダ」と大騒ぎする内容になっている。

既に「戦争屋に貢献するヒューマン・ライツ・ウォッチ」で記事にしたように、ヒューマン・ライツ・ウォッチなんて信用もへったくれもあったもんじゃない

明らかに西側に都合の良い団体である。そして、こういう団体がたくさん存在する。

「アサドがやったニダ」と騒ぐだけなら、国連調査団の報告書だけで十分だ。そっちの方が世間の信頼も獲得しやすいだろう。

しかし、ここであえてあの悪名高い「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」にわざわざ言わせているのである。

そう、西側はあえて、今回の報告書の内容の信憑性を自分たちで評判を落とすことをやっているのである。

ここからも、「アサド犯行説」が近い将来フェードアウトしていくことがにわかに感じられるのだ。

 空爆を望む勢力 vs 決着をつけたくない勢力

ただ、米国による空爆オプションが消えたとはいえ、油断もできない。

当然だが、米国の空爆を望む勢力は存在するわけだ。

例えば、一部の新聞で「米英仏露、シリアが国連決議順守しなければ責任追及で一致=米長官」という記事が出ているが、これを見ると「空爆オプション」が残っているような印象操作を受けるだろう。しかし、この記事の内容を見る限りでは、実は当たり前のことを「空爆オプション」が残っているように書いている内容なのである。

実は、米ロ合意の時点で以下のように合意している。

3.米露は、化学兵器の使用、無許可での移送など、シリア政府が合意を履行しなかった場合、国連憲章第7章に基づく措置をとるべきだという点に同意する。

2013年9月14日のシリア情勢

要するに、ルールを守らないと制裁措置があるよというのは当たり前の話で、その責任の所在は追求されるのは当たり前の話である。これは、化学兵器禁止条約に加盟する以上当たり前だろう。

だが、一部の新聞で見られる記事からも見受けられるように、実質的な「空爆オプションの撤回」ということを望まない勢力もいる

9/21に公表されるであろう国連報告書が一面でアサド犯行説を唱えているのも、この勢力に配慮した結果だ。

 今こそ自由シリア軍を壊滅させる最大のチャンス

そこで、この先に予測されるのは、シリア動乱のさらなる悪化なのだ。

本ブログでも「9/14、本ブログ記事より抜粋」で以下のように書いている。

なお、シリア問題の本当の終わりは・・・

・自由シリア軍を支援・援助するシリア非国民と外国人(家族含む)の完全殺害
・自由シリア軍を支援する世界中の自由シリア軍擁護派をテロ幇助で処刑
・アルカイダに参加する外国人傭兵(日本人含む)をテロ幇助で処刑

この3つが完遂された時が終わりである。

9/14、本ブログ記事より抜粋

なんで、空爆もなくなって和平ムードの中でこんなこと書いているのかと疑問に思っただろうが、これまでもしつこく書いているように、今回は「空爆オプションがなくなっただけ」なのだ。

故に、それはシリア政府軍が「おおっぴらに反体制派攻勢をかけられる」ということに他ならない(主に自由シリア軍に対して)。

空爆をこれまでずっと望んで裏工作(偽旗作戦)を繰り返していた反体制派(自由シリア軍)は意気消沈しつつある。

ここは、一気に「自由シリア軍を叩き潰す」絶好のタイミングなのだよ!!!

※なお、シリア政府軍と自由シリア軍が手を組むというシナリオは本ブログでは一切想定していない※

昨今の反体制派内での内部抗争や宣戦布告も、これに深く関係しているのだ。

参考:ISISが自由シリア軍に宣戦布告

本ブログでは、ヌスラ戦線などのアルカイダ系武装勢力は「銀行屋勢力」(オバマと同じ)だと何度も何度も書いてきた。そして、この勢力の目的が「中東ブロック」にあるとシツコクシツコク書いてきた。

銀行屋勢力にとって、シリア問題がずっと続くか、アサド政権が維持されるかのほうが大事なのである。

※自由シリア軍は戦争屋勢力※

このタイミングで、「自由シリア軍 vs シリア反体制派」がクローズアップされているのも意味があるのだよ!!!

米ロ合意後、本ブログで自由シリア軍アンチな記事が目立っているのはKYヨンダからで、ブログの記事というのも、そういう具合に書かれている。

※注:両者による戦闘などでの衝突自体は前からある。

参考:中東ブロック

参考:【オバカ大作戦】オウンゴールに向かうオバマとケリー ~ シリア空爆を主張する米国は自滅策をとっていた ~

 【補足】アジアでの戦争というオルタネイティブ案は現状ないだろう

これも過去何度も書いているが、戦争ビジネスは

(1)中東
(2)極東

の2つにある。

前者はいつも戦争状態だ。後者は戦争を煽って金持ち国に兵器を買わせる構図になっている。(北朝鮮が戦争屋の傀儡であると書いてきたのはそういうことだ。ただ、2005年以降くらいからは銀行屋にすり寄って経済政策を重視していると思われる)

しかし、後者もオルタネイティブ案として、前者の代わりに戦争状態に突入する可能性はある。

だが、今回の件でハッキリしているのは、これからまだ前者の中東での戦争は続くということだ。よって、オルタネイティブ案としての極東戦争はしばらくまだ起きないということである。

本ブログでは、これは2025年に起こると予測しているように、まだ先の話だ。

ずっと書いているように、安倍ちゃん政権というのはあくまでも「戦争準備内閣」である。この点を忘れてはいけない。しつこく書くが、安倍ちゃんは実行犯にはならない。この先の未来で「大政翼賛会」をつくる政党こそが実行犯(戦時内閣)である。(この予測は2009年くらいにしている)

つづく

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