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【オバカ大作戦】オウンゴールに向かうオバマとケリー ~ シリア空爆を主張する米国は自滅策をとっていた ~

公開日: : 最終更新日:2014/05/27 おすすめ記事, まとめ, 外交ヨミ, 手法・ロジック解説, 政治, 権カ・利権

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当初、シリア空爆は確実視されてきた。

しかし、いま世界の流れではシリア空爆が遠のいている。

これは、オバマとケリーが馬鹿殿を演じるという「オバカ大作戦」を実施した結果である。

なぜなら、自由シリア軍は米英戦争屋勢力でシリア体制転覆を狙っている。しかし、米国オバマとケリーは欧米銀行屋勢力であり、シリア問題を決着つけるよりも、シリアで動乱が続き「中東ブロック」が形成される方が得であるからだ(※シリアが親米になるより反イスラエルである方が得)。いわば、両者はシリアでお互いの思惑で勢力争いをしているのである。

この一連の流れを本ブログの内容をもとにまとめた。

8/21のダマスカス・ゴウタ地区で起きた化学兵器によるとされる死亡者発生事故は、自由シリア軍側からの喧伝で始まった。

それを「アルジャジーラ」「アル・アラビア」テレビ、英国のスカイ・ニュースTVなどの反体制派支援メディアが喧伝して世界に知れ渡った。

しかし、即座にそれを見た人々から違和感が表明される。映像が嘘くさいということもあるのだが、シリア政府が国連調査団の調査中に化学兵器を使うメリットが少しもなかったからだ。そのため、自由シリア軍の自作自演説が広まる。

また、自由シリア軍の喧伝に対して、ロシアとシリア政府は「無実」を主張。反体制派の主張にはおかしな点が多く、反体制派の自作自演だと反論した。

自由シリア軍を擁護する側は、「自由シリア軍にそんなことが出来る指揮系統がない」とか「反体制派は化学兵器を持っていない」との反論が出た。要するに規模が大きすぎるという話だ。

しかし、指揮系統云々の問題ではなく、規模は大きいが、それは化学兵器特有であり、「貧者の核兵器」と呼ばれる由縁を忘れているのではないか? 簡単に大量殺りくできるから、「化学兵器」を使用禁止にするという条約が一部の国で結ばれたのではなかったのか?

また、自由シリア軍を懐疑的に見る側からは、シリアの反体制派が化学兵器を使ってきたという証拠ビデオをこれまでにもすでに数多く世に送り出している。これらは単に世界の主要メディアから無視されてきただけで、自由シリア軍などの反体制派が化学兵器を使ってきたのは一般論でもある。

自由シリア軍擁護派の論理的根拠は破綻に破綻を繰り返しており、論理的矛盾の宝庫となっている。

参考:自由シリア軍を擁護する側の主張は「イイガカリ」も甚だしいものばかりで考慮に値しないものばかりである 

参考:【重要まとめ】自由シリア軍によるサリン使用(住民大虐殺)まとめ ~ シリアの中心で「アサドがやったニダ」と叫びながらサリンを撒く自由シリア軍 ~

参考:化学兵器攻撃は簡単♪ シリアで自由シリア軍が化学兵器を使ったのは確実。「サリンを使ってぶち殺すぜ」と脅迫映像を反体制派は作っている 簡単にサリンを撒いて簡単に殺人する自由シリア軍 ~ なんの証拠もなくアサドがやったと騒ぐ日本人も同罪 ~

 英仏は即座に空爆を主張 米は様子見だった

しかし、英仏はその映像だけで、シリア政府の仕業と断定。シリアへの軍事介入を叫び、世界をそれに巻き込んだ。

ここまでは、シリア反体制派の思惑通りだった。

英仏はここから米国を巻き込もうと画策する。

本ブログでは直後に、「シリア空爆はありえない」と主張。なぜなら、米国オバマとケリーは銀行屋勢力であり、シリア問題を決着つけるよりも、シリアで動乱が続き「中東ブロック」が形成される方が得であるからだと推測した。(※究極的にはシリアが親米になるより反イスラエルである方が得)

参考:中東ブロック

 世界のメディアで空爆と喧伝 米国が突然動き出す

ここで、米国のオバマ大統領とケリーが突然動き出す。

オバマとケリーが空爆を主張しだしたのである。

この時点で、本ブログでは、「オバマは空爆には消極的」「ケリーは反戦家」「ケリーはオバマの矢面に立つ位置におり、米の空爆主張は自作自演くさい」と書いた。そのうえで、「シリア空爆はありえない」という従来の主張を行った。

その後、英国は議会の承認が得られずに、速攻で離脱。

空爆を支持するのは、シリアと関係深いとされる北朝鮮と国交のない「アメリカ・日本・フランス」が主体となった。

補足:ただし、オバマ政権は6月の時点で戦争屋を組み入れる人事を行っており、シリアへの軍事介入に展開したのではとの話は出ている。

 オバマの突然の空爆主張は見ていて明らかにおかしい

オバマとケリーはその後もあまりに理不尽な主張を振りかざして、空爆を主張する。しかし、これはあからさまに頭のおかしい行為であることは明白であり、この二人は馬鹿を装って自滅策に動いたと考える方が納得がいく展開となっていく。

英国が速攻で議会で承認できなかったことを理由に、空爆から身を引いたのは、このオバマとケリーの自爆攻撃に気が付いたからだと推測できる。

案の定、オバマは突然と「議会に委ねる」とブン投げ策を行った。もちろん、議会に委ねないとはこれまで言っておらず、伏線はあったのだが、オバマが議会にブン投げたことで、シリア空爆は実質的に延期となった。

さらに、ケリーは2012年にすでに「ねつ造写真」と認定されている2003年撮影のイラクの写真を再利用して、再度「ねつ造写真」だと認定されるというハナレワザまで披露した。

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痴呆症を演じるケリー

「オバカ大作戦」の最大の見せ場の到来でもあった。

参考:2012年にねつ造写真と暴露された写真をまたねつ造写真として紹介 ~ 混乱するシリア報道 ~

 米共和党もたまらず「空爆反対」へ(従来の主張と180度転換)

こういったオバマとケリーのキチガイ行動を目の当たりにした米共和党は、これまでの空爆・軍事介入熱烈支持という政策から、想像もしなかった「空爆反対」側へと転身を行う。

オバマとケリーのバカ殿演技がものすごい効果を出した瞬間であった。

もうタマランと、共和党のマケインは審議中にポーカーゲームをiPhoneでプレーするというヤケッパチぶりであった。

参考:共和党のジョン・マケインが軍事介入の審議中、とっても真剣に取り組んでいることが証明できる写真が公開された

 ニューヨークタイムズの援護射撃

すると、タイミングを見越したように、反体制的な記事の多いニューヨークタイムズが「一年以上前のシリア反体制派によるシリア軍兵士の処刑映像」を報道。記事では「シリア反体制派」となっているが、自由シリア軍であることは明白であった。

自由シリア軍は戦争屋勢力だ。反面、オバマの銀行屋勢力は「ヌスラ戦線」などのアルカイダを送り込んだと本ブログでは昨年からずっと考えている。

このニューヨークタイムスの記事が、空爆を阻止したいオバマとケリーを実質的に援護する記事であった。タイミングもばっちりだ。

参考:シリア反体制派が政府軍兵士を現地処刑 → 穴に埋める

 口先だけでやる気の無いオバマとケリーの自爆行為が続く

オバマとケリーはその後も錯乱状態かのようなシリア空爆を主張するが、提案書には証拠もなく、とても議題として通りそうもない内容。明らかに、空爆する気がさらさらない提案書であった。

さらに、G20で、オバマはプーチンにトンデモナイ暴言を発した。

オバマ 「世界のみんながアサドが悪いと言ってるよ。おかしなのは君くらいのもんだよ。」

どう考えても、一国の(それも大国の)大統領の発言ではない。キチガイにでもなったかのようなオバマ発言である。だが、これをしてシリア空爆を後退させるのには効果があった。

その時点で、世界の報道姿勢も変化する。

※以前書いたが「みんなそう言ってるよ」と言う奴は馬鹿か詐欺師である。この言葉ほど、自分は馬鹿ですと主張している言葉は他にないと言ってもいい。オバマはそれを知っていて、馬鹿を演じるにふさわしい言葉をプーチンにぶつけたのだ。プーチンは失笑するしかなかったが、たぶんオバマの意図は読み取っただろう。

 世界のシリア報道が大転換

これまで、世界の報道では「アサドが虐殺している」「アサドが化学兵器を使った」で統一されていたが、驚くことに以下のような記事が出てくるようになった。

(1)自由シリア軍が虐殺している
(2)ヌスラ戦線は通常的に化学兵器を使ってきた

日本では、ニューヨークタイムスの記事が報道されたくらいだが、世界の報道では上記の記事が前よりも目につくようになる。

また、自由シリア軍がガス弾を発射する映像が増加してきてもいる。

参考:明らかにガス弾頭を発射しようとしている自由シリア軍

※ただし、転換をにおわせる時期が過去すでに存在している※ → 参考「これまでと違うシリア報道の不思議

 G20で国際世論は真っ二つ 日本と韓国は態度保留(KY読んだ)

その後、G20ではシリア問題が話されて閉会したが、結果は以下のようなものであった。

【空爆支持】
米国、トルコ、カナダ、フランス、サウジアラビア、英国

【態度保留】
日本、韓国

【空爆反対】
ロシア、中国、インド、インドネシア、ブラジル、南アフリカ、イタリア

これをもって、日本の一部ブロガーは「日本が支持しなかった」と騒いだが、あくまでも「態度保留」であって不支持ではない。

その証拠に、G20では共同声明が出されているのだが、そこで化学兵器使用疑惑を「シリア政府の責任」とする国が11か国名を連ねた。

オーストラリア、カナダ、フランス、イタリア、日本、韓国、サウジアラビア、スペイン、トルコ、英国、米国(11か国)

日本と韓国は「アサドの仕業」だという立場である。
逆に、アメリカの行動に反対を主張したのは以下だ。

ロシア、中国、インド、ブラジル、ドイツ、メキシコ、インドネシア、アルゼンチン、EU、南アフリカなどBRICS諸国

日本が、今回のG20で態度保留にしたのは、オバマからそのような要請なりKYヨメよという発言があったからだろう。しかし、日韓も戦争屋勢力の強い国だ。いきなり反対は出来かねる。そこで、態度保留というワザに出たと推測できる。

 オウンゴールに向かうオバマとケリー

上記のように、オバマとケリーは明らかに空爆主張を自爆でオウンゴールする政策へとまっしぐらになっている。

シリア空爆は当初からありえないと考えていたが、世界の動きもシリア空爆確実から空爆中止へと流れていっている。

さて、オバマの戦略は成功するのか?
9/11が見ものである。(偶然にも911である→空爆開始とも見て取れる)

いや、911に米国でテロがあり、シリア問題どころではなくなるのかもしれない。(推測だが)

なお、日本の一部ブロガーの間で、「イスラエルはシリア空爆で得をしない。空爆には反対しているはずだ。」とする意見も散見するが、これは間違い。

イスラエルはシリア空爆を望んできた。

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