自由シリア軍を擁護する側の主張は「イイガカリ」も甚だしいものばかりで考慮に値しないものばかりである - 萌えてる非国民♪ 自由シリア軍を擁護する側の主張は「イイガカリ」も甚だしいものばかりで考慮に値しないものばかりである - 萌えてる非国民♪

自由シリア軍を擁護する側の主張は「イイガカリ」も甚だしいものばかりで考慮に値しないものばかりである

公開日: : 最終更新日:2013/09/25 おすすめ記事, まとめ, 外交ヨミ, 権カ・利権

※注意※ 本記事で記述されているYoutubeのアップ日に関する疑惑は、一旦保留とさせていただく。詳細は以下リンク先を参照。

【シリア】8/21に発生した毒ガス事件の動画アップロード時間が8/20になっている疑惑について


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シリアの化学兵器はアメリカが持ち込んだ疑惑が急浮上!! 米軍特殊部隊、化学兵器騒動直前にシリア領内に侵入 ~ イスラエルと共に自由シリア軍を訓練か? 化学兵器も持ち込んだ? ~」のつづき。

自由シリア軍擁護派は当初から「シリアの化学兵器使用はアサド政権の仕業」と主張している。

その主張の理由はひとつのみで「シリア反体制派に、このような緻密な計画を実行するだけの組織と命令系統がないからだ」というものだ。

そこから、さらに陰謀論を繰り出して、同志社大学のアルカイダ教授が「アサド政権は最初から反体制派の自作自演の証拠をあらかじめ用意して国連調査団に示すことを前提に、化学兵器を使用した。」と根拠なき推測を披露。

さらには、「アサド政権のメリットは真相は闇の中にして恐怖を増幅させることだ。」と奇声をあげている。

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先日も記事にしたが、「世俗派は女子供を無差別に殺りくすることに躊躇しない」というトンデモ主張もしている。

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まず、今回の化学兵器の使用については、反体制派である自由シリア軍側から喧伝が始まっている。それを、中東の反体制派を支持するメディアが報じて、次に英国のメディアが報じた。

その時点で反体制側からビデオが出回っており、そのビデオ自体にオカシナ点が多いことが指摘され、反体制派の自作自演説が出ている。

つまり、このビデオはアサド政権側が用意したものでもなんでもないんだが、その自由シリア軍が撮影した映像そのものに不可解な点があるわけで、自作自演論はアサド政権側の証言から出たものではない。

あえて、アサド政権側の主張で自作自演論を述べるなら、「シリア反体制側支配地域から迫撃砲が飛んできた」という証言のみだ。

それ以外の、「自由シリア軍の映像って20日に撮影されたもの」とか「エジプトの犠牲者の写真使ってるじゃん」とか「なんかマリファナの症状に似てね?」という疑問については、自由シリア軍側が出した被害映像によって出てきた疑惑である。

もう一度言うが、そもそもアサド政権側からは「自由シリア軍がやった」という主張はあるが、その具体的な根拠は述べていない。(これは反体制派の自由シリア軍も同じ)

よって、「アサド政権は最初から反体制派の自作自演の証拠をあらかじめ用意して国連調査団に示すことを前提に、化学兵器を使用した。」という主張は現時点でありえない主張である。

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8/20に流出した稼いだお金を前にはしゃぐシリア反体制派の写真

また、今回の件については、国連調査団の宿泊ホテルから数キロ先の現場で起こったことから、自由シリア軍の工作員が国連調査団に被害者のサンプルを届けたと自由シリア軍が主張しているという話も出ている。(すでにシリア国外に郵送したとまで言っている・・・がかなり怪しい証言だ)

逆に言えば、「自由シリア軍は政府側が化学兵器を使用したという証拠をあらかじめ用意して国連調査団に示すことを前提に、化学兵器で自作自演を行った。」という主張の方が十分ありえることなのである。

(ただ、証拠を直接届けるということついては国連調査団はシリア政府軍によって厳重に守られているため不可能だという意見もある)

次に、「シリア反体制派に、このような緻密な計画を実行するだけの組織と命令系統がないからだ」という主張についてだが、これはシリア反体制派が無数のテロリスト集団の集合体であることは確かだが、個々の集団を見れば「自由シリア軍」「ヌスラ戦線」「ISIS」といった組織化された大集団があり、そこには指令系統があり、給与が支払われている。こういった組織に命令系統が存在しないということは絶対にありえない話で、この主張は根本的に間違っている。

また、迫撃砲で化学兵器を発射できる弾頭を自由シリア軍が開発していたことは過去暴露されており、証拠が出ている。サリンなどの製造やトルコなどから持ち込んだ事件も起きている。自由シリア軍には、これを実行できる能力が存在する。

さらにいえば、迫撃砲でサリンを積んだ砲弾を撃つことができないというのは「迫撃砲を撃てません」と主張しているのと同じで、戦争なんかできるわけがないのであって、「自由シリア軍に実行能力がない」という主張は完全に看破できる。

さらにさらにいえば、自由シリア軍はシリア動乱の最初から組織的なねつ造映像を数多く制作し、「アサドは悪」「アサドは虐殺者だ」と欧米の軍事介入や支援を猛烈に要求してきた。昨年の夏くらいに自由シリア軍の情報部隊がSNSなどのネットを使って情報戦をやっているという報道が日本でもたくさんあったではないか!!

こういった連中が、今回の件で「アサドが化学兵器を使った」というねつ造映像をつくり主張することをやったとしてもまったく不思議ではない。

よって、「シリア反体制派に、このような緻密な計画を実行するだけの組織と命令系統がないからだ」という主張はシリアの状況を理解していない主張でしかない。

そして最後に、「アサド政権のメリットは真相は闇の中にして恐怖を増幅させることだ。」という主張だが、これについてもまったく信憑性がない主張だ。

恐怖を増幅させるメリットがいったいなんのメリットなのかというのもあるんだが、反体制派の怒りを増幅させ、欧米の軍事介入の口実を与える可能性という超デメリットが存在するアサド政権にとっては、そんなメリットはありえないのである。(オバマが軍事介入する気がないのはこれまで本ブログで指摘してきたとおりだが、英仏は攻撃を主張している)

————

このように、自由シリア軍を擁護する側の主張は「イイガカリ」も甚だしいものばかりで考慮に値しないものばかりなのである。

————

とはいえ、自由シリア軍に批判的な向きもヘンテコな事を言っているのは見かける。また、フィフィのように勢力関係分かってない輩もいる。

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で、話はもどって自由シリア軍擁護派の他の例で言えば、「自由シリア軍がアサド政権を支持するロシアに懐柔案を申し込まないのは、自由シリア軍がロシアを憎んでいるから。」というような主張があるのだが、そもそも自由シリア軍の大義名分と支持母体を見れば、対ロシア派であることはおのずと分かることである。

自由シリア軍が「シリア統一しても、ロシアは基地を使っても良い」という懐柔案を提案したら、まず「民主化」という大義名分がなくなる。さらに、自由シリア軍を支持する連中の利権がなくなる。

この騒乱の根本は「憎悪」ではなく「利権」だ。

だから、自由シリア軍支持派は儲けたいがために必死に「トンデモ理論」でもなんでも言ってくるのである。守銭奴が利益の為にトンデモないことをやったり、主張したりしているのは世の中でもよく見ることだろう?

戦場カメラマンやジャーナリストが自由シリア軍支持傾向にあるのは、そういう内容でないとマスコミが金を出さないからだ。

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