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日本はTPPの交渉の場につくべきだ

公開日: : 外交ヨミ, 政治, 権カ・利権, 経済

「TPPには即刻加盟すべきである」
日本の産業うんちゃらと的外れな議論は不毛である。TPPの本質を見抜くべきだ。
日本は孤立すべきか、孤立しないべきか?

TPPについて

TPP自体は、米国戦争屋筋の東アジア戦略の一環である(中国包囲網)。果たして、TPPは日本にとってどうなのであろうか?
欧州金融勢力はかねてからTPPに反対している。
米国戦争屋勢力がTPPを推し進めて、中国包囲網を築くことに反対しているわけである。
私は、TPPは検討すべきだと思う。(とかねてから書いてきた)
日本はこの先、東アジア経済圏の一国としていかなくてはならない。
これは米国原子力利権の施策で、本来行くべき道だ。だが、世界政治的には、一時的にTPP賛同の顔も見せなくてはいけない。本来の貿易で利権があるかどうかであればTPPには賛同せず、東アジア側へ歩み寄る必要があるのだが、世界国家の中の日本がどちらの勢力につくことで覇権を得られるのかという側面で、この問題は考えるべきだからだ。

果たして、TPPは日本にとってどうなのであろうか?

 

日本の貿易について2つ道筋がある。別に両方でもいい。

(1)東アジア経済圏の一員として、それを内需と見て中国の消費を利用するという道
(2)TPPに参加して中国包囲網に参加する

TPPは米国戦争屋の施策で、銀行屋のオバマは乗り気ではない。なぜなら、TPPの隠された目的は中国包囲網であるからだ

これは、ドル覇権を維持するための施策だ。これまで、欧米銀行屋は中国を覇権国家とすることを目指してきた。故に、通貨の覇権も「元」(中国の通貨)になることを目指している。しかし、それは米国戦争屋にとって絶対に許されざることである。だから、太平洋の貿易圏を中国から守るため(主導するため)にTPPを利用することにしたのである。 それを「中国包囲網」と称しているのだ。

米国戦争屋の覇権を維持するためにはドルの覇権を維持しなくてはならない。だから、中東でイラクとリビアのドル覇権に逆らう施政者を殺したのである。そして、TPPを推進しているのだ。

似非右翼共は「中国包囲網」と聞くと、すぐに対中国のためにTPPがあるんだと思うかもしれないが、要するに中国の覇権を太平洋の貿易圏で邪魔するためにあるのであって、それを包囲網というのである。別に、軍事的や物理的に包囲するわけじゃない。言葉変えれば「貿易の防波堤」である。

反面、欧米銀行屋勢力のオバマは(内心は)そこまで乗り気じゃない。欧米銀行屋勢力はアメリカを世界の工場として、中国を一大消費地にすることで経済を立て直そうとしている。これは、何度も書いていることだ。要するに、中国が覇権国家として重荷を背負ってもらいたいのである。中国の背後には欧米銀行屋がいるのだから、どのみち儲かるのだ。

だが、TPPで中国の貿易を太平洋側で締め出すこともやぶさかではないのだ。なぜなら、欧米銀行屋のオバマの手動する「アメリカの世界工場化」にとって中国はライバルだからだ。中国はアメリカからモノを買ってればいいというのが銀行屋の本音だ。「伸ばして搾り取る」というのは、これまでアメリカが散々やってきたやり方だ。

さらにだ。アメリカが世界の工場化を目指して中国を一大消費地にしたいと考えているように、アメリカ以外の国も中国にモノを売りたいのだ。そういう連中をあの手この手で丸め込む施策にもTPPは使える

ま、もっとも交渉段階だからそうなるとは限らない。しかし、そうなるように仕向けてくるだろう。

 

 日本も東アジアを内需と見て、中国を消費地とすべきだ

かねてから、本ブログでは「東アジアを内需と見て、中国を消費地とすべき」という欧米銀行屋の施策と同じことを主張してきた。要するに、いま覇権を持っている欧米銀行屋につくのが得策だということだ。

しかし、その裏側で虎視眈々と勢力奪回を狙っている米国戦争屋がいるのである。そいつらがTPPを進めている。

日本が主導して、東アジアの貿易圏を目指す構想は鳩山が打ち出したが、速攻で米国戦争屋に潰されて終わった。まぁ、欧米銀行屋もさほど望んでいなかっただろうが、日本は東アジアを内需と見る作戦は今からではかなり難しい。

尖閣問題で石原が余計なことして、中国との貿易もボロボロだ。

であれば、利用するのは「TPP」なのである。そう、米国が利用しているように日本も利用するのである。それが本来あるべき外交なのだ。

巷では、「TPPあぶねー」と大騒ぎだが、最初から外交努力もなしに「アブネー」とはこれいかにである。

交渉すべきは交渉して勝ち取る。これが本来あるべき姿だ。TPPではなぜそれすらダメなのだ。不思議な話である。

 

 本来のTPPの目的と米国の思惑

米国は5カ国目の参加国だ。
もともと参加していた4カ国の目的は、太平洋岸で経済的に有利な日本と韓国に対抗するために「TPP」を策定している。そこに中国を一大消費地と捉え、「世界の工場」を目指す米国が「TPP」を利用して、対中国市場のライバルである日本と韓国へ挑戦してきた。(中略)この段階で「TPP」は米国に利用されるものになった。

TPPが悪いんじゃなく米国が悪い

TPPは本来アメリカのものではない。 日本と同じように中国にモノを売りたい国が単独では日本や韓国に勝てないから寄り集まって対抗しようと画策していたものだ。

そこにアメリカが後からやってきて、日中貿易の邪魔をするものとして活用しだしたのである。

それを先に仕掛けられたのが韓国だ。似たような話で「韓米FTA」で米国有利の条約で韓国は今ボロボロにされようとしている。故に、TPPに韓国は誘われていない。もう、必要ないからだ。

だが、日本はまだ陥れていない。ぜひ、TPPに参加してもらって不平等条約で日本の利益を根こそぎもっていってやるぜ、イ~ひっひひひというのがアメリカの本音だ。

だから、TPPに反対する者が多いんだが、先に書いたようにそれじゃダメだ。もはや、日本は単独で中国と経済することなんて出来そうにない(確実にというわけではないが)。

TPPを利用することを考えねばダメだ。

一度交渉に参加すると抜けられないなどとシタリ顔で言う輩もいるが、なに最初から諦めてんだって感じだ。そういう奴は死ねばいい。

 

 TPP参加は軍事的な側面もある

アメリカは欧米銀行屋のオバマが大統領といっても、双頭の龍である。つまり、米国戦争屋もいて、その二頭が争いながらもお互いに自国の利益を目指しているのである。だから、争いの中に妥協はあるし共同作戦もある。それがアメリカのすごいところだ。

日本は残念な国だ。アメリカの属国で、なんでもアメリカ様だ。TPPも参加しないとアメリカ様の利益を損ねて日米安保も危ない。

しかし、日本は日本だ。

アメリカと戦って経済戦争に勝たねばならないし、少なくとも大負けしてはいけない。もちろん、あんまやりすぎると、アメリカが怒るからアレだが、負け犬根性のまま(対米従属のまま)、アメリカに利益を吸い取られるのは甚だ面白くない

もちろん、先の大戦に負けてから日本は敗戦国で被占領国だ(独立してるとか思えん)。

だから、軍事面でもアメリカに頼らざるをえないし、核兵器も持てない。これは未来永劫そうだろう。変わるとすれば、日本が次の戦争で中国と米国相手に勝てば話だが、100%ありえなさそうな話である。

ということもあり、TPP交渉には参加はすべきだ。当然、自国に有利な外交交渉を目指す。出来ないならゴネる。相手を陥れる。これは別の形の戦争なのだ

真っ向から普通の戦争できないなら、経済戦争しかないんだろ。

最初から諦めて「TPP反対」とか言ってる奴には、それすらする根性もないのか。

それに、このまま参加しないという方向に持って行くと、別の作戦でアメリカは仕掛けてくるのが目に見えているのだ。

現状では「対中国包囲網」を構築するものとして言われているが、それは今後変わってくるだろう。「対中国包囲網」というのは日本を巻き込むための弁である。だが、日本と中国の関係が悪化すれば、別に「TPP」はなくとも目的は達成できるものでもある。昨今では、対米従属の犬である石原東京都知事が米国と結託して、尖閣問題を荒立てたのは記憶に新しい。その結果、対中貿易は著しく減少した。米国はそれで有利になるし、中国は対日カードとして経済を利用することが出来るようになったのだ。

TPPが悪いんじゃなく米国が悪い

TPPに参加しないなら、きっと次にくるのは日中戦争というカードだ。今まさにそれが夏からやられているのである。まさに、石原ちゅーのはアメリカの利益の代弁者なんだと思うわけだ。

 

 結局、立ち向かうしかないのだ

日本も米国同様に中国にモノを売ることを考えねばならない。少なくとも、今購買力があるのは中国だけなのだ。単独で中国とやりあうことができないなら、毒を以て毒を制すだ。

最初から諦めたら、もうそれは終わりだ。

日本はTPPの交渉の場につくべきだ。

とはいいつつも、次の選挙は「日本未来の党」に入れることになる。そこが悲しいところだ。後は、(この辺のことを知り尽くしている)小沢がうまくやってくれることを祈ろう。

※ま、ぶっちゃけ、TPPとか決まらないうちにアメリカが終わりそうだが。 それはそれでいいじゃないか。それに、アメリカが潰れない場合でもTPPがなくなりそうな可能性もまだあるのだ。

 

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